ドンキーコング

実機について 1981年、任天堂から登場したアクションゲーム。

8方向レバーとジャンプボタンで主人公「マリオ」を操作、彼女(ポリーン)を攫った「ドンキーコング」を追って
建築中のビルの最上階を目指す。ビルは25m・50m・75m・100mの4ステージ構成。
マリオは基本的にジャンプで障害物を避ける事しか出来ないが、ステージの要所に備えられているハンマーを
取得すると一定時間反撃が可能。但し、その間はジャンプ出来なくなる。
25m・50m・75mの各ステージは、攫われた女性が立っている場所まで辿り着けばクリアとなるが、
最終ステージの100mでは、床に仕掛けられた黄色いボルトの上を通過して落とす。
8か所のボルト全てを落とした瞬間、ビルは崩壊しドンキーコングも落下してゲームクリアとなる。
以降、さらに難易度が上昇した状態で25mステージから再スタートとなる。
障害物への衝突・高所からの落下の他、制限時間を失うとミスとなり、マリオを一人失う。
残機全て失うとゲームオーバー。

シューティングゲーム隆盛であった当時としては珍しく、ストーリー性を感じさせる構成となっており、
多彩なステージと親しみ易いキャラクターで瞬く間に人気作品となった。
直接的な続編としては、マリオが敵となってドンキーコングの息子が活躍する「ドンキーコングJR」(1982年)、
シューティングゲームの要素を加味した「ドンキーコング3」(1983年)がある。
主要キャラクターのマリオやドンキーコングは、それぞれ独自のゲーム作品が製作される等、
世界的な人気キャラクターとなっている。

作品&戯言 長らく「パンチアウト!!」1機種しか無かった任天堂のアーケード筐体ミニチュアでしたが、
内容を充実させるべく、2015年5月ごろから一気に7台制作したアップライト筐体ミニチュアの一つです。

任天堂を代表する大ヒット作品ですね!
当時の作者は遠出を許される年齢では無かったものの、ゲーム機が置いてある駄菓子屋を目指して地元の大阪市西成区内や、
親には内緒で兄貴や友人達と自転車で隣の住之江区まで出掛けていました。
しかし意外な事に純正の「ドンキーコング」は、西成区内で偶然発見した小さな駄菓子屋で一度しかプレイした事がなく、
その殆どがコピーゲームとされる「クレイジーコング」でした。
そのため、ファミコン版を購入した時にゲーム中のBGMにちょっと違和感を覚えたり…(笑)

「クレイジーコング」限定だったかな…?
1面(25m)の2段目に上がって右端ギリギリに立って右に向かって一気にジャンプすると、画面下をすり抜けてステージクリアになるという、
今となっては有名なワープ技がありまして、近所のガキ大将だったオレの兄貴は、地元の雑貨屋でこの技を軽々とやってのけて、
近所の子供たちの尊敬を集めていました。

そして1984年の正月に兄弟でお年玉を出し合い、ついに巷で話題の「ファミリーコンピューター」を購入!!
「マリオブラザーズ」と共に「ドンキーコング」も手に入れ、近所の友人たちも誘って1日中遊び倒してました。
しかし、50mステージが削除されて3ステージしか収録されてないのが最大の不満点で、
『「ドンキーコングJR」は4ステージあるのに、なんでコレは3ステージしか無いの…?』と、
兄貴と一緒にブツブツ文句言ったりしながらも、結構長く遊んでおりました。


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